リグナンリッチオイルQ&AリグナンリッチオイルQ&AリグナンリッチオイルQ&AリグナンリッチオイルQ&A

Q1: リグナンリッチ黒ゴマはミャンマーでしか生産できないのでしょうか?生産量は?
Q2: 種類は黒だけでしょうか?
Q3: ミャンマーでは普通の胡麻とリグナンリッチ黒ゴマを同じ場所で生産しているのですか?
Q4: なぜ、リグナンの含量が通常の胡麻より多いのでしょうか?種は異なるのでしょうか?
Q5: 胡麻の健康機能以外に、風味、外見、香り等は通常の胡麻と異なるのでしょうか?
Q6:焙煎している効果は? 焙煎している効果は?
Q7: 搾油したリグナンリッチオイルの安定性は?
Q8: ゴマリグナンと機能性成分として注目されているセサミンとはどう違うのでしょうか?
Q9: 通常の黒ゴマと「リグナンリッチオイル」での健康効果の比較試験はされているのでしょうか?
Q10: リグナンリッチオイルの残留農薬が心配ですが、栽培は無農薬栽培でしょうか?
Q11: ゴマリグナンで確認されている健康効果は?
Q12: 1日に摂取勧誘量の目安はどれくらいでしょうか?また過剰摂取の害は?

「リグナンリッチオイルQ&A」では、皆様からのお問い合わせ、ご質問を受け付けております。疑問点など、お気軽にお問い合わせ下さい。




Q1: リグナンリッチ黒ゴマはミャンマーでしか生産できないのでしょうか?生産量は?
 A: リグナンリッチ黒ゴマを栽培している地域は、ゴールデントライアングル地帯となります。従って中国でも同じようにリグナン値の高い胡麻が収穫できます。ただし、その中でも一番リグナン値が高いのがミャンマーの黒胡麻です。栽培量は最大200tで、年に3回ほど収穫されます。
リグナンリッチオイルQ&A ミャンマーが産地 リグナンリッチオイルQ&A ミャンマー地図

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Q2: 種類は黒だけでしょうか?
 A: 白胡麻もありますが、リグナン値の高いのは黒胡麻です。現在、搾油品で供給が可能な原料は、黒ゴマのみですが、炒りごまの形態では、白のリグナンリッチ炒りごまとして原料提供は可能です。
リグナンリッチオイルQ&A 種類

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Q3: ミャンマーでは普通の胡麻とリグナンリッチ黒ゴマを同じ場所で生産しているのですか?
 A: ミャンマーは世界でも第2位の黒ゴマ生産地域で、通常の胡麻も生産されていますが、普通の黒胡麻は南で生産され、リグナンリッチ黒ゴマは北東で栽培されています。
リグナンリッチオイルQ&A ミャンマーの様子
リグナンリッチオイルQ&A ミャンマーの様子
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Q4: なぜ、リグナンの含量が通常の胡麻より多いのでしょうか?種は異なるのでしょうか?
 A: 学名は通常の胡麻と同様でSesamum Indicumですが、種が異なり、品種の種苗登録をしています。
 また特徴としては、種皮色、種皮の大きさ、葉の形状が異なります。リグナンが特に多い理由しては、土壌に由来することが推察されており、この地域「 ゴールデントライアングル」は、金やルビーの産地として知られており、土壌中の鉱物,また気候が原因と考えられます。
リグナン
リッチオイル
通常の
金ごま油
通常の
白ごま油
通常の
黒ごま油
セサミン 1.50g 0.523g 0.605g 0.590g
セサモリン 0.51g 0.124g 0.218g 0.306g
セサモール 0.004g 0.004g 0.008g 0.002g
リノール酸 48.7g 39.1g 39.6g 42.0g
α―リノレン酸 0.6g 0.3g 0.3g 0.3g
リグナンリッチオイルのセサミン、セサモリン、セサモールは、2006年から2007年の8回の分析の平均値を使用しております。

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Q5: 胡麻の健康機能以外に、風味、外見、香り等は通常の胡麻と異なるのでしょうか?
 A: 通常の胡麻と比べると、やや小さく、特有の香りがあり、風味は渋みが強いと言われています。また、和田萬独自の焙煎方法により、焙煎することによる香りがあります。
リグナンリッチオイルQ&A 普通のゴマとリグナンゴマ
左 通常のごま 右 リグナン黒ゴマ

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Q6: 焙煎している効果は?
 A: 一般的に、胡麻業界においては焙煎したほうが抗酸化力がアップするといわれています。

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Q7: 搾油したリグナンリッチオイルの安定性は?
 A: 配送する単位の缶(16.5kgアルミ缶)に入れた状態で、4カ月40℃にて加速試験をした結果では、セサミンの量、POV,AVはほとんど変化せず、色、臭いについても極端な変化は観られません。
※加速試験写真、数値参照ください。

測定項目 初期値(7月17日) 4ヶ月目11月16日 歩留まり率
セサモリン 0.513g 0.612g 119.29%
セサモール 0.004g 0.004g 100.00%
セサミン 1.33g 1.41g 106.01%
総リグナン値 1.847g 2.026g 109.69%
抽出油の酸価 1.47 1 69
規格値 4以下 4以下
抽出油の過酸化物価 1.3meq/kg 1.7meq/kg
外観の色調
<リグナンリッチオイルQ&A 加速試験
左 加速試験前 右 加速試験4ヵ月後
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Q8: ゴマリグナンと機能性成分として注目されているセサミンとはどう違うのでしょうか?
 A: 胡麻に含有される成分リグナンはセサミン、エピセサミン、セサモール、セサモリン、セサミノール等の総称であり、 セサミンはその代表的な1成分です。リグナン類の中でも量的に多いのが、「セサミン」(平均0.5%前後)で、精製途中にセサミンの一部がエピセサミンに変化するので、ほぼ同じ割合で含有されています。つまりセサミンはセサミン+エピセサミンの混合物です。
リグナンリッチオイルQ&A セサミン

セサミン

リグナンリッチオイルQ&A エピセサミン

エピセサミン

リグナンリッチオイルQ&A セサモール



セサモール

リグナンリッチオイルQ&A セサモリン

セサモリン

リグナンリッチオイルQ&A セサミノール

セサミノール

リグナン類の構造式

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Q9: 通常の黒ゴマとわだまんサイエンスの「リグナンリッチオイル」での健康効果の比較試験はされているのでしょうか?
 A: 現在では、成分の比較のみ実施しております。
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Q10: リグナンリッチオイルの残留農薬が心配ですが、栽培は無農薬栽培でしょうか?
 A: もちろん無農薬栽培です。確認試験も実施しております。
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Q11: ゴマリグナンで確認されている健康効果は?
 A: 現在では、セサミンとして下記の健康効果が確認されています。
●ω3系統とω6系統の脂肪酸のバランスをとり、アレルギーの原因となる過剰なエイコサノイドがリノール酸へ生産されることを調整する
※また、食物アレルキ゛ー反応の引き金になる免疫グロブリンE(IgE)の生産を抑え、免疫活性を正常に保つ、グロブリンA やIgGの生産を高める。

●生体への抗酸化作用

●肝臓での、脂肪酸のβ酸化を亢進させ、エネルギー燃焼を促進させることによる脂肪の蓄積予防効果

●血中でのLDL・コレステロール値(悪玉コレステロ ール)を下げ、
 肝臓でのコレステロールの合成を抑制する
リグナンリッチオイルQ&A 肝臓でのコレステロール合成を抑制
コレステロール濃度低下作用
『ゴマその科学と機能性』(日本ゴマ科学会並木満夫編、丸善プラネット)p.52-53より

●老化促進マウスでの老化抑制作用

●ラットでの血圧上昇抑制効果

●ラットでのアルコールのアセトアルデヒドへの分解促進効果
※ヒトでのアルコール摂取後の顔面温度の低下を早める効果、二日酔いの予防効果
リグナンリッチオイルQ&A アルコールの分解促進作用
リグナンリッチオイルQ&A 肝臓障害に対するセサミンの改善効果
『ゴマその科学と機能性』(日本ゴマ科学会並木満夫編、丸善プラネット)p.59より

また、セサモリンに関して、次のような研究結果も報告されています。
リグナンリッチオイルQ&A ゴマの抗酸化作用
農林水産省『ゴマの健康増進機能と高機能性ゴマの開発』リーフレットより
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Q12: 1日の摂取量の目安はどれくらいでしょうか?また過剰摂取の害は?
  A: 通常の胡麻油と同様に、1日に植物油として20g程度を目安に摂って頂いても構いません。ただ、セサミンとしての効果を期待したい場合のリグナンリッチオイルの推奨量としては、約1gになります。(リグナンリッチオイルには約1%のセサミンが含有されております。
※通常の胡麻油は約0.5%含有。過剰摂取の害としては、通常の油同様ですが、下記がありますので、使用量に留意を御願いたします。
●脂質の取りすぎによる過剰カロリーの摂取
●一度に大量にとることによる下痢、軟便。
※急性毒性については6週齢のwistar系ラット雌により体重2.0/kgでの単回毒性試験により安全性を確認しています。
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